PRO-WRESTLING SSSのツートップ・岡澤&ZIPANGUの「OZ砲」がSSS認定リアルワールドタッグ選手権で初防衛に成功し、15周年大会を勝利で飾った。挑戦者チームはHプロダクションの金子智和&マグナム日明。共にSSS在籍時にはタッグ王座を巻いていた実力者チーム。金子は第5代と第7代(パートナーはZIPANGU)、マグナムは第6代(パートナーは板倉)のタッグ王者であった。現タッグ王者・OZ砲は入場時に、試合前のセレモニーで格闘王・大石大介より伝承された「大石刀」を持参。SSSイズムの後継者として負けられない。金子&マグナムの猛攻に苦戦しながらもOZ砲はオリジナルの合体技・大煙突(ブレーンバスター&投げっぱなしジャーマン)が豪快に決まり、最後はZIPANGUがムーンサルトプレスでフォール勝ち(18分41秒)。辛勝で防衛に成功したZIPANGUはマイクでHプロ勢に今後も「熱く激しい戦いをやろう!」と呼び掛け金子&マグナムもこれに応えた。SSSとHプロの対抗戦はメモリアルマッチで終わらず今後もRISINGシリーズで継続されることになる。期待したい。
【取材班/魂のハレリア】