1998年8月9日、千葉公園体育館で創立8周年記念大会『SUMMER FIGHT SPECIAL'98 -時代-』開催。メインはジパング&金子vs板倉&マグナムによるSSS認定タッグ選手権試合。
板倉はマグナム選手とタッグを結成しラストチャンスに挑んで来た。この組み合わせによる対戦はこれが3度目で過去2回はいずれもジパング&金子が勝利している。戦績など不利は否めないが板倉はもう立ち止まっていられない。死に物狂いで向かってきた板倉組。しかし気合いが空回りしていたように感じられた。2人がかりの攻撃を受けたが僕はすべて弾き返した。板倉に団体を背負うことの重みや厳しさを伝えるために。
劣勢の中、最後はマグナムがジパングを場外で捕まえいる中、板倉がダイビングニードロップを決め金子選手から3カウント(24分39秒、体固め)。逆転勝利で板倉&マグナムがタッグベルトを奪取、第6代タッグ王座に就いた。
だが観戦していた創設者・舘野さんはその試合内容に不満爆発。今のままではジパング超えは出来ないと新王者組に苦言を呈していた。確かに板倉はタッグ王座奪取という“結果”を残したが、メインイベンターの資質を問われる“課題”も与えられたのであった。


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