カタカナ表記のリングネーム【ジパング】でのラストマッチ。それが1998年9月26日SSS千葉大会『シークレットレスリングライブ2』、当時のタッグパートナーだった金子選手とシングル王座戦を行なった。パワーで押されながらもめったにフィニッシュ技には使わない腕ひしぎ逆十字で決着。なんとかV7。
そして新生Sとしてのラスト興行・1998年12月6日SSS千葉大会『シークレットレスリングライブ3』。この試合からローマ字表記の現在のリングネーム【ZIPANGU】に改称した。この大会もシングル王座戦、S・ムーノという謎のマスクマンとの防衛戦。変則的な攻撃に完全にペースを乱されてイライラはピークに。思わず顔面蹴りを入れてしまった。最後は飛び技からのグラウンド卍でタップを奪いV8達成。有終の美を飾ることができた。ちなみにこの日のメインはタッグ王者の板倉&マグナムが岡澤&大槻を相手に初防衛に成功している。
当時の会報誌たまハレを見るとこんなコメントが載っている。「今日で新生Sは終わり。99年からはSSSフューチャリングメビウスという名の新体制がスタートします」と宣言。そう、折原昌夫氏率いるメビウスとのタイアップが具現化し新組織を旗揚げすることになったのである。しかしこの準備がかなり大変だった。当時の共同運営者K氏と、自作リング製作、新メンバーがぞくぞく加入した為その調整、新ロゴマークおよびスタッフTシャツの製作、その他いろいろ。新体制の旗揚げ戦については次回話します。


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