岡澤貴志&ZIPANGUによる新体制『PRO-WRESTLING SSS』、第4次Sが発足。代表が岡澤貴志、エースがZIPANGUの2枚看板。2001年9月15日、常陸多賀よかっぺまつり“プロレス&ロックINよかっぺ”で、PRO-WRESTLING SSSは「廻天 -KAITEN-」を開催した。今のシリーズの原点なので『RISING.0』と言うべきか。
分裂騒動のショックで一度は引退を考えたがで一プロレスラーとしてのプライドを取り戻すべく再びリングへ戻った。当然ながら所属選手は岡澤貴志、ZIPANGU、邪神の3選手のみ。フリーの板倉聡彦、NMTの協力でなんとか大会へこぎつけた。
空位となっていた第3代・SSS認定リアルワールドシングル王座決定トーナメントを行なった。僕は一回戦で板倉と対戦、当時腰痛を抱えていた板倉を寄せ付けず切り札610スープレックスで勝利(12分39秒)。準決勝ではシードの邪神と当たったがムーンサルトプレスで一蹴(02分00秒)。ついに決勝戦へ。
決勝の相手は一回戦で暴走王HDを下した盟友・岡澤貴志。正真正銘、初のシングル対決。試合は小雨が降った影響でリングコンディションが悪かったが真っ向勝負を展開。シャイニングウィザードからのムーンサルトで勝負に出たがカウント2、最後は投げっぱなしジャーマン2発を食らい力尽きた(13分52秒)。岡澤君が第3代シングル王者となった。
タイトル奪回はできなかったがたくさんの声援や拍手をもらい、一選手として評価されたことが心の底から嬉しかった。プロレスをやれる喜びを噛み締めたのです。


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