PRO-WRESTLING SSS主催『RISING.4』(2004.3.7.茨城県立中小企業福祉センター)。ぎっしりと埋まった客席、観衆は超満員の144名!全7試合、総勢20選手が出場した。
第1試合からセミまで熱戦が繰り広げられ、すでにイベントが開始して2時間が経過していた。だが集中力を切らすことなく、いよいよ出番の時を迎えた。メインは「スーパーフライングマスターvsスカイハンター/超☆空中戦!!」のサブタイトルが付けられた、SSS認定リアルワールドシングル選手権試合 ・<第4代王者>ZIPANGUvs<挑戦者>冴スナイパーカスタム(Hプロダクション)。
冴選手という新たなライバルに出逢えたことは「運命」に思えた。盟友・岡澤、宿敵・板倉のように表現するなら好敵手と言うべきか。スワンダイブ、飛びつき逆十字(ミノルスペシャル)、蹴り技、ムーンサルトなどなど。彼とは持ち技の共通項が多い。正真正銘の初対戦だったが試合はスウィングした。闘っている本人が気持ち良いと思えるくらい噛み合った。そういう対戦相手はなかなかいるものではない。回数を重ねればクオリティーを上げられると思う。この試合で冴選手の雪崩式フランケンシュタイナーを食らった。この技はさっそく次の試合から盗ませてもらったのだがそれもライバル意識によるもの。俺ならもっときれいに出来るという対抗心である。試合は冴選手のハリウッドスタープレス→ムーンサルトを両ヒザで迎撃し闘いは終盤へ。ムーンサルトプレス→シャイニングウィザード→ファルコンアロー→フェニックスライジングの波状攻撃。最後はライバルへ最大級のリスペクトを込め、切り札中の切り札・610スープレックス(変形ドラゴンSH)で3カウント。SSSのシングルタイトルを守り3度目の防衛に成功した。何度でも闘って行きたいしタッグも組ん
でみたい。そう思っていたら冴さんからの呼び掛けで、次のHプロ大会でタッグを組むことになった。夢のつづきはタッグ結成、なんか武藤と三沢みたいだ!僕ら、時代を先取りしてたみたいです(笑)。


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