2005年冬。ササメ選手が総合格闘技ルールに初挑戦した大石大介戦。大石vsササメは『御用改め・その弐 〜武士よりも武士らしく』(2005.12.11.佐倉市民体育館柔道場)のメインイベントで行われた。
大石さんは現在「ねわざワールド佐倉 大石道場」代表だが、かつてはSSS初代会長として創成期を創った伝説の格闘王。舘野さんや松江さん、そして大石さんは心・技・体それぞれを僕に教えてくれた最初の師匠たち。僕にとってはこの3人がSSSレジェンド。
話を元に戻します。ササメ選手は大石さんとは『プロチャレ2』においてタッグ戦で対戦済みだったがシングルはこれが初。念願叶った形ではあるけれどプロレスではなく総合、リスクは大きい。セコンドには総合対策のコーチを務めた岡澤選手、ほかにもAZA(現・字原ヒョウ)やウルフが駆け付けた。僕もセコンドに付きたかったが人数制限がありビデオ撮影しながらの応援に回りました。ササメ選手は入場するといつものパンタロンを脱ぎ捨て、黒いショートタイツ&レガースにオープンフィンガーグローブの格闘仕様。舞台もリングではなく柔道場、ゴング替わりの太鼓で試合開始。序盤で大石さんの左ローキックをササメ選手が膝でガードし迎撃。これで大石さんは歩行困難になる程のダメージを負った。時間をかけられない格闘王はスパート。スタンディングダウン、十字固めでエスケープポイントを立て続けに奪いTKO勝ち(1R02分59秒)。ササメ選手は再戦を狙ってるだろうけど、ほかにも大石さんに挑戦したいSSSレスラーがいればぜひ申し込んでほしいと思います。
個人的には大石vsバイティング荒川が見てみたいです!これはプロレスルールでね。


戻る
TOP